ハスクバーナ 550XP-Mark2 エンジン不調

更新日:5月7日

ハスクバーナ 550XP-Mark2 不具合の事例 - エンジン(オートチューン)の不調


症状

  • 始動時スロットル全開にしないと掛からない

  • アイドリングでエンスト ⇒ フルスロットルで再始動可能

  • 機体を傾けるとエンスト ⇒ 再始動可能

  • 突然エンストする

  • CST(診断器)で認識しない

以上のことからソレノイドが働いていない可能性が高くコントロールユニットかキャブレターの不具合かと思ったのですが・・・


原因はここでした

ハスクバーナ 550XP MarkⅡ ハーネス保護チューブ内の被覆剥げ
ハーネス保護チューブ内の被覆剥げ

通常は保護チューブの中に収まっていますが、使用中の振動で保護チューブがずれてキャブレター室入り口付近のボディ・パーティングラインのエッジに接触していたと思われます

ハスクバーナ 550XP MarkⅡ キャブレター室入口付近に接触・短絡
キャブレター室入口付近に接触・短絡
ハスクバーナ 550XP MarkⅡ
不具合が再現するか確認
ハスクバーナ 550XP MarkⅡ
認識せず再現性有り
ハスクバーナ 550XP MarkⅡ
ゴム系接着剤で保護

この部分、保護チューブの中なのでボディに接触しているとは考えにくい事と点検・調査でハーネスを触ると保護チューブが元に戻って隠してしまうので、原因箇所の発見がとても難しいと思います


ソレノイド(電磁弁)は電圧が掛からないと全開の状態ですので、コントロールユニットが働かないと燃料を出しすぎて吸い過ぎになります


何をしてもエンジンの調子が悪い場合はどこか配線がショートしてるかもしれませんね


追記:別の機体(R3年8月納品)で同じ症状が出ました

症状

  • エンジン始動可能

  • 空ぶかし可能

  • 軽負荷では異常なし

  • 高負荷時にエンスト(ストップスイッチを入れた感じ)

  • 再始動可能

  • 機体を寝かせるとCST認識しない

同じくハーネスの被覆ハゲで機体を傾けたときにボディに接触していたようです

ハスクバーナ550XPmark2ハーネス全景
ハスクバーナ550XPmark2ハーネス全景

ハスクバーナ550XPmark2ハーネスの被覆ハゲ箇所
ハーネスの被覆ハゲ箇所

接着剤で保護
ハスクバーナ550XPmark2ハーネスを接着剤で保護

個体差もあるかも知れませんがこの症状は販売数に対して頻度が高めな感じがします

原因の特定が早まりますので修理の際にはこの箇所の点検もしておいたほうが良いですね


R4.3.19 追記:ほぼ全数補修しました(@_@;)

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