ハスクバーナ 550XP-Mark2 不具合の事例 - エンジン(オートチューン)の不調
R4.8.22 続き⇒ハスクバーナ 550XP-Mark2 エンジン不調 その2
症状
始動時スロットル全開にしないと掛からない
アイドリングでエンスト ⇒ フルスロットルで再始動可能
機体を傾けるとエンスト ⇒ 再始動可能
突然エンストする
CST(診断器)で認識しない
以上のことからソレノイドが働いていない可能性が高くコントロールユニットかキャブレターの不具合かと思ったのですが・・・
原因はここでした

通常は保護チューブの中に収まっていますが、使用中の振動で保護チューブがずれてキャブレター室入り口付近のボディ・パーティングラインのエッジに接触していたと思われます




この部分、保護チューブの中なのでボディに接触しているとは考えにくい事と点検・調査でハーネスを触ると保護チューブが元に戻って隠してしまうので、原因箇所の発見がとても難しいと思います
ソレノイド(電磁弁)は電圧が掛からないと全開の状態ですので、コントロールユニットが働かないと燃料を出しすぎて吸い過ぎになります
何をしてもエンジンの調子が悪い場合はどこか配線がショートしてるかもしれませんね