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スパークプラグでのトラブル防止

更新日:2022年11月9日


スパークプラグ

必ずR(抵抗)付きを選んでください

  • チェンソーや刈払機、発電機、ウエルダー、除雪機などのガソリンエンジンは、最近の機種はもちろんですが、年数の経った機械でも抵抗付きのプラグを使用する方がトラブルの防止になります

  • 抵抗の無いプラグは点火(スパーク)のノイズが大きく、イグニッションコイルや電子制御系に悪影響を与え破損の原因になります

  • 自動でアイドリングに回転を下げたり負荷に応じて回転を制御するマイコンやイグニッションコイル内に制御チップがあるなど点火ノイズに弱い部品が使ってあることがあります

  • 抵抗が入ったことでの性能低下はありません

  • 故障の際、Rが無いプラグをご使用の場合は保証期間内であってもお客様負担の高額修理となってしまいます ※特にインジェクションのTS480i,500i,MS500iやM-Tronicの各機種はコントロールユニットを破損させることになりますのでご注意ください

点火時は高圧下でスパークさせる為に電圧を高くするのですがスパークしたあとに跳ね返りの電気がイグニッション側に返ってきます

抵抗付きのスパークプラグはその電気を抵抗内で吸収してイグニッションやマイクロチップ等が損傷するのを防止します


通常の鉄のハンマーで硬いものを叩くと振動が伝わって来て手を痛めますがショックレスハンマーは振動を吸収して手に優しいのと同じようなものと考えてください


指定のメーカーと品番のプラグを使ってください

  • スパークプラグは様々なメーカーが作っていますが、チェンソーや刈払機などの指定されたメーカー製のプラグを使ってください

  • 互換性ありとして表記されているものも有りますが、使ってある抵抗の特性が違ったりと各メーカーの特色がありますので完全に一致するプラグは無いと考えてください

  • M-Tronicやインジェクションはプラグの特性が変わってエンジンが不調になります

緩んでいないか確認してください

  • 使用中の振動によってプラグが緩むことがあります

  • 緩んだまま使用すると振動するプラグによってシリンダー側のネジ山が削れて潰れてしまいます


イグニッションの点検は新しいプラグと交換して始動させてみてください

スパークしているかどうか判断する場合は専用の診断器を使ってください

  • プラグをシリンダーなどに接触させて火花が出るか目視する方法がありますが、スターター操作などの振動などで一瞬でも接触が離れると高電圧の逃げ場が無くなってイグニッション内でスパークすることがあり破損の原因になります

  • 最近採用が多くなってきたCMR6Hなどの小径プラグは火花も小さいので上記方法での確認が困難です(日中や明るい場所ではほぼ見えません)

  • イグニッションコイルの劣化が進んでいると大気圧下でスパークしていてもエンジン内の高圧下ではスパークしない場合があります

以上のことからプラグで火花を目視する方法では正常かどうかの判断は不可能です

また、イグニッション故障の原因になりますのでこのような作業はしないでください


熱価違いも不調の原因になります

  • NGKの場合 焼け型(低速型)5 ← 6 → 7 冷え型(高速型)

  • BOSCHの場合 焼け型(低速型)7 ← 6 → 5 冷え型(高速型)