高温多湿!!エンジンがかからない(;´Д`)
- 2 分前
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梅雨時は湿度の高い日が続きますね
特に雨が止んだあとの晴れ間は高温多湿で体調も崩しがちです
こんなときはガソリンエンジンも体調を崩すことがあります
原因は次の3点
1.酸素量の低下
空気中には成分の大半を占めている窒素や燃焼に必要な酸素の他に水蒸気その他が混ざり合っていて、キャブレターの設定はそれらの中から酸素の濃度を推測して行われます
同じ量の空気を吸い込んでも湿度が高いと水分が多いため乾いた空気と比べると他の成分は水分に押し出されて相対的に少なくなります
椅子取りゲームみたいなものですね
2.混合気のリッチ化
多湿の状況は酸素量が減少していますので通常のキャブレターの設定では濃すぎるリッチな状態になります
そして気温が高い時ガソリンは活発に蒸発しようとします
これは水が蒸発するのと同じなのでイメージしやすいと思います
※ 湿度が高くてもガソリンの気化には影響がありません
あらかじめ混ざっている水蒸気とは違ってガソリンはエンジンの手前で混じります
この時、エンジンの吸い込む圧力(負圧)で引っ張られていくので空気が薄い状態になってガソリンの隙間ができます
酸素濃度が低いので適切なガソリンの量も少なくなります
そうするとすぐに吸い過ぎになってしまします
高温多湿の状況をまとめると
湿度に押されて酸素が薄い
空気が膨張して密度が低く酸素が薄い
のWパンチです
キャブレターの設定は基本は次の通り
気温低い ⇒ 濃くする 気温高い ⇒ 薄くする
湿度低い ⇒ 濃くする 湿度高い ⇒ 薄くする
標高低い ⇒ 濃くする 標高高い ⇒ 薄くする
湿度が高い時はキャブレターのセッティングは薄めに調整していきます
ただし酸素が少ないので調整範囲も狭くなります (;´∀`)
3.水分による漏電
厄介なのが湿度・水分での漏電(リーク)です
スパークプラグの白い碍子部分は波打った形状になっています
冷却のためもありますが中を通る経路よりも外の表面が長くなるようにして表面を通って逃げようとする漏電を防いでいます
そこに汚れや湿気で電気が流れやすい状況が出来ると電流は楽な方に流れていきますので
スパークプラグの火花が弱くなったり出なくなったりします
こうなるとキャブレターの設定が適切でも掛からなくなります
プラグの表面は綺麗にしておいたほうが良いですね
では、エンジンを掛ける時はどうしたら良いでしょうか?
対策としては
保管は極力日陰
可能なら涼しい場所
エンジンを掛ける時は
チョーク位置に入れない
先ずは運転位置でスターターを引いてみる
かからない時にちょっとだけチョークする
吸いすぎに成ってしまったら・・・
プラグを外して端子間の燃料を取り除く
エンジンの中の燃料を蒸発させる
しばらく放っておく
⇒吸いすぎになりやすい原因があるかも見ておいてください
プラグ表面の汚れ
プラグの端子部分の接触状態
プラグが煤けているかどうか
エアフィルターの汚れ
コンプレッサーやエアダスターがあれば楽ですね
以下はチョークシャッタのお話(関連するので再掲・読み飛ばしてください)
ガソリンは点火して爆発するのに最適な空気の量(重さ・グラム)の範囲があり
寒い時は空気の体積が減って重く(濃く・密度が高く)なります
その重さに合わせてガソリンを濃いめに設定しないと最適な濃度に成らないんですが
エンジンが掛かった後はエンジンの熱で吸気が暖められるので始動時の設定から薄めの方へ都度設定を変えないと最適な濃度には成りません
※電子制御されたキャブレターはこのセッティングをミリ秒単位でエンジンの最適な状態に保ってくれます
そのため通常キャブレターはエンジンがかかって調子良く運転できている状態=エンジンが熱く吸気の空気も暖まっている状態に合わせて設定されています
そうなると始動時にガソリンが足りなくなるのでチョークシャッターを閉めて吸気を絞り、ガソリンを多めに供給する仕組みになっています
スターターを3回程度引くと初爆が起こります
初爆はエンジンが掛かりかけてすぐに止まってしまう現象です
これはチョークシャッターが閉まったままでガソリンが多く入りすぎた合図になります
※初爆は必ず起こる現象ではなくエンジン内がガソリンが少なすぎる状態から多すぎる状態へ急に変化した時は初爆らしいブルブルンといった合図が無い事もあります
初爆後・またはスターターを3回程度引いた後はチョークシャッターを開いて空気を多く取り入れてエンジン内の濃度を下げて爆発が継続しやすい状態にします
運転を続けるとエンジンが暖まって吸気温度も上がり、キャブレターのセッティングのままで調子良く運転できます(*'-')b




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