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エンジンがかからない(;´Д`)

更新日:8月23日

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気温が高くなるまたは低くなるなど、季節の変わり目に成るとエンジンが掛からない、いくら引っ張っても動かないって持って来られる事が多くなります


その多くは修理は必要なく燃料が多すぎて被っています


チョークは吸気を少なくして燃料を多く出させ点火しやすくする装置ですが

燃料が多すぎても点火しないのでチョークしたままではエンジンは掛かりません


通常チョーク位置(チョークシャッター閉・スロットル開)でスターターを引くと初爆と呼ばれる最初の点火・燃焼が起こります


次にハーフスロットル位置(チョークシャッター開・スロットル開)でスターターを引くとエンジンが掛かります


ただし最近は初爆かどうか判りづらい機種や、燃料の濃さの関係で初爆が無い事もありますので注意が必要です


そこで試して頂きたいのが


始動手順

  1. 運転位置(スイッチ・オン)でチョークせずにスターターを引いてみる

  2. エンジンが掛からなかったらチョーク位置へ

  3. チョーク位置で3回スターターを引く(初爆があればそこでストップ)

  4. ハーフスロットル(半チョーク)にして掛かるまでスターターを引く

概ねこの手順で掛かります


それでも掛からない時は・・・

1 燃料がスパークプラグの端子間に溜まっていないか確認する

・燃料が溜まっていたらまず吸いすぎを疑います

・コンプレッサーなどがあればエアブローでプラグやエンジン内の燃料を飛ばします

2 スパークプラグを交換・または燃料を飛ばして始動手順の4⇒時々3⇒4を繰り返す

※この時スパークしているかどうかは確認しないでください⇒故障の原因になります

3 機体が熱い場合は熱中症と同じで日陰で休ませてから掛けてみる

燃料がキャブレター内などで沸き立ってエンジンに行かないことがあります


※ 電子制御キャブレターの場合


ハスクバーナ(オートチューン ) レバーを一度チョーク位置にしてから戻してハーフスロットル位置にする


スチール(エムトロニック)ハーフスロットル位置がないので片手でアクセル・もう一方の片手でスターターを引きます

この時は事故防止のためチェンを外してチェンブレーキを確実に掛けて機体が動かないように膝もしくは足で押さえてください


・・・それでもだめって時は故障の可能性が高いので販売店に相談してみてください (*'-')b


以下、空気とガソリンとキャブレターの関係


ガソリンと空気は点火・燃焼するための最適な割合があります⇒空燃比

そこから多すぎても少なすぎても点火・燃焼には繋がりません

※少ない状態から多くするのは簡単ですが多すぎるのを少なくするのは困難です


その最適な割合は酸素の量(重さ)を基に計算されていますので気温によって空気の重さが変わるとガソリンの量もそれに合わせて変える必要が出てきます


キャブレターはエンジンがかかって調子良く運転できている状態=エンジンが熱く吸気の空気も暖まっている状態に合わせて設定されています


そうなると始動時の冷えている状態の時にガソリンが足りなくなるのでチョークシャッターを閉めて吸気を絞りガソリンを多めに供給する仕組みになっています

コントロールレバー

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