気温が高くなるとエンジンが掛からない、いくら引っ張っても動かないって持って来られる事が多くなります
その多くは修理は必要なく燃料が多すぎて被っています
チョークは吸気を少なくして燃料を多く出させ点火しやすくする装置ですが
燃料が多すぎても点火しないのでチョークしたままではエンジンは掛かりません
通常チョーク位置でスターターを引くと初爆と呼ばれる最初の点火・燃焼が起こります
次にハーフスロットル位置でスターターを引くとエンジンが掛かります
ただし最近は初爆かどうか判りづらい機種や、燃料の濃さの関係で初爆が無い事もありますので注意が必要です
そこで試して頂きたいのが
始動手順
運転位置(スイッチ・オン)でチョークせずにスターターを引いてみる
エンジンが掛からなかったらチョーク位置へ
チョーク位置で3回スターターを引く
ハーフスロットル(半チョーク)にして掛かるまでスターターを引く
概ねこの手順で掛かります
それでも掛からない時は・・・
・スパークプラグを交換して3・4を繰り返す
※この時スパークしているかどうかは確認しないでください⇒故障の原因になります
・機体が熱い場合は熱中症と同じで日陰で休ませてから掛けてみる
燃料がキャブレター内などで沸き立ってエンジンに行かないことがあります
・・・それでもだめって時は故障の可能性が高いので販売店に相談してみてください (*'-')b
